アフリカに靴を売りに行った営業マンの話はご存知ですか?

 

 

私も以前何かの書籍に書いていたのを見かけて知った話なのでご存知かもしれませんが、面白い話なのでこのブログでもご紹介したいと思います。

物事の見方が人によってこんなに違うのかということがよく分かります。

 

 

考え方一つでチャンスは無限大に広がるんだなということに気付けるお話しなので、ぜひ読んでみてください。

 

 

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アフリカに靴を売りに行った話の簡単なあらすじ

まずは簡単にこのお話のあらすじからご説明します。

 

 

ある靴メーカーA社が新市場の開拓先としてアフリカに目をつけました。

アフリカはまだ競合他社も進出していないし、チャンスかもしれないと思っての事です。

この大きなチャンスを手にするべくエース級の営業マンを現地に派遣して市場調査することにしました。

 

 

その頃、偶然にも同じことを競合のB社も考えていて、同じくエース級の営業マンを現地に派遣。

 

 

A社、B社の営業マンはどちらも優秀なだけあって、現地に到着してすぐにある事に気付きました。

『ん、何か違和感を感じるな。なんだろう・・・あっ、みんな靴を履いてないじゃないか!』

そんな感じで、アフリカの人はみんな裸足で生活をしていて、誰1人として靴を履いていないということに気付いたわけですね。

 

 

この事実に気が付いたA社、B社の営業マンがそれぞれどう考えたのかというのが今回のお話キモです。

アフリカに派遣された靴メーカーA社の営業マンの反応

A社の営業マンはこの状況を知って、愕然としてしまいます。

そしてすぐに会社に電話します。

 

 

『社長、全然ダメです。アフリカに進出するのはやめましょう。この土地の人たちは誰1人として靴を履いていません。ここには靴の市場はないので、絶対に売れません。』

普通の反応ですよね。

あなたがこの人の立場であっても、そう思うかもしれませんね。

 

 

周りを見る限りみんな裸足で過ごしているわけで、靴が無くても生きていけているわけです。

つまり、A社の営業マンはアフリカには市場が無いと判断したということです。

 

 

アフリカに派遣された靴メーカーB社の営業マンの反応

一方、B社の営業マンもA社の営業マンと全く同じ状況に直面しています。

 

 

そして彼もすぐに会社に電話しました。

『すごいです!誰1人として靴を履いていません!ここで靴を販売すれば飛ぶように売れるかもしれません。アフリカにはとんでもないチャンスが潜んでいます!』

全く同じ状況を目にしたにもかかわらず、正反対の反応をB社の営業マンはしました。

 

 

A社の営業マンとは全く逆の発想をして、まだ誰も靴を履いてないなら、潜在需要は計り知れないと思ったわけですね。

つまり、A社の営業マンは市場が無いと考えましたが、B社の営業マンは無限大の市場があると考えたということ。

 

 

どちらが正解かは分からない

話しの流れとしては、『B社営業マンのように考えないとチャンスを逃しますよ!』、と締めくくるのがキレイだとは思いますが、実はこれには正解はありません。

本当にA社の営業マンが感じたように、そこには靴を買う市場を開拓できないかもしれませんし、B社の営業マンが感じていたようにやり方次第で開拓できるかもしれません。

 

 

まぁ多くの人はB社の人みたいに考えろと言うでしょうけど、僕自身はどっちでも良いと考えています。

確かにB社の考え方の方が前向きな感じがするし好きではありますが、だからといってB社の考え方が必ずしも正しいとも考えていません。

 

 

世の中には唯一の正解なんてどこにもなくて、自分がどう考えるか、自分がどう行動していくかだけです。

どっちが正解という話しではなく、『こんな考え方があるんや!』っていうのを知り、自分に取り入れたいものなら素直に取り入れることが大切かなと思います。

 

 

この話から学べる事①:需要に気付かせてあげる

靴をはいていないのは、靴が必要ないからはいていないのではなく、本当ははいた方が良いけれど、靴をはく必要性に気付いていないからはいていないだけの可能性はありますよね。

知らないものの必要性に気付く事は出来ないわけで、実際には靴がある事で解決できる問題を抱えているかもしれません。

 

 

アフリカに限らず、まだ世界には靴を履く文化がなく、裸足で生活している地域の人というのはいるはずです。

きっとその人たちも裸足で歩いていると足の裏を切って痛かったり何かしら靴があれば解決できる事で悩んでいると思います。

足の裏が痛くて悩んでいるけれど、それが靴をはくことで解決するということに気付いていないから靴をはいていないだけかもしれません。

 

 

これは今回の話に限った事ではなく、多くの商品やサービスに共通する事です。

お客さんというのは基本的に自分の商品やサービスの必要性に気が付いていません。

 

 

いらないから買っていないのではなく、必要性が理解できていないから買っていない事も多数あります。

その場合、商品・サービスの提供者側がしっかりとその必要性を説明して納得してもらう事が大切です。

 

 

需要が無いのではなく、需要に気付いていないケースは世の中にたくさんあるという事を知っておきましょう。

 

 

この話から学べる事②:少しずらしたところを狙う

A社とB社がライバル関係だったとしても、B社の方が業界大手で資金力も豊富に持っているという場合は、A社は少し様子を見て、B社がこの市場で靴を普及させるのを待ってみるというのも1つの方法です。

 

 

資金が豊富にあるならどんどん新しい事をやっていくのも良いのですが、そうでは無い場合はできる限り最短距離を進んでいかなくてはキャッシュがショートしてしまったらアウトです。

なので、真似するという方法が取られるのですが、ただ単純にそのまま真似しても劣化コピーになってしまうだけです。

B社が靴を流行らせてから同じ靴で勝負に出るという場合は、少し視点をずらしてみるのが面白いでしょう。

 

 

例えば、『靴下で勝負してみる』とかです。

靴に市場が生まれたら、その周辺に市場が生まれる可能性は十分にあります。

ある程度靴が普及してきたら、靴ズレに悩む人も出てくるでしょう。

そのタイミングで靴下持っていけば、お客さんの悩みも解消されるので、すんなり受け入れられる可能性も高いはずです。

 

 

靴ズレで悩む人がいるなら、絆創膏を持っていくっていうのも良いかもしれません。

あとは、靴の中敷きとか、靴洗うための取っ手の付いたタワシとかも売れるかもしれません。

ですが、ちょっと視点をズラすっていうのは、けっこう大切な考え方だと思っています。

 

 

ゴールドラッシュの時に、金を掘り当てようと一生懸命穴を掘った人よりも、その人たちにツルハシを売った人が大儲けしたという話と同じ考え方です。

 

 

まとめ

今回はアフリカに靴を売りに行った営業マンの話を例にとってお話させていただきました。

全く同じ物事であったとしても視点の違いによって考え方が180度変わってしまいます。

 

 

また、それによってとる行動も180度変わります。

どちらが正解という事ではないですが、色々な視点で物事を見れるようになるという事は重要な事だと思いますので、自分の視点だけではなく、その他にも見方は無いか色々な視点で考えてみましょう。

 

 

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