今日は映画の話です。

確か3年ぐらい前の映画だったと思うので、なんとなく記憶に残っている人もいるんじゃないかなと思います。

 

 

『俺にこのペンを売ってみてくれ』

 

 

レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で出てくるフレーズです。

金、女、ドラッグと過激なシーンが多く、なかなかぶっ飛んだ内容で、当時けっこう話題になった映画です。

基本、実話を元に作られていて、もちろんモデルになった人もいるようです。

 

 

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ウルフ・オブ・ウォールストリートのあらすじ

簡単にあらすじを説明すると、22歳で投資銀行に就職した主人公のジョーダンは働き出してすぐに『ブラックマンデー』と呼ばれる世界規模の株価暴落が起こり、会社が倒産して失業してしまいます。

出鼻をくじかれた彼は、次に投資コンサル会社に就職します。

 

 

そこで彼の才能が発揮され、最初の大金を稼ぐ事になります。

20代半ばを迎えた頃にその会社は辞めて、証券会社を立ち上げます。

そこでも彼の巧みな話術と方法でお金持ち相手にどんどん株を売却して、瞬く間に資産を築き上げていきます。

 

 

ただ、その方法が詐欺的な手法であったため、逮捕されてしまい数年間刑務所で過ごす事になってしまいます。

刑期を終えてシャバに出てきた後に、彼はセールスのプロとしてセミナーを開催します。

 

 

商品の説明ではなく、その商品が必要となる状況を作り出す

そこで再度冒頭のセリフがセミナー受講者に向かって発せられます。

『俺にこのペンを売ってみてくれ』

そう言われて、みんなは『このボールペンは書き心地が良くて』『デザインがカッコいい』『インクの減りが』みたいな感じのセールストークでジョーダンに売り込みます。

 

 

しかし、ジョーダンが求めていたのは、そのような商品の特徴を説明するのではなく、その商品が必要になる状況を作り出すということでした。

ここで、冒頭のシーンとリンクします。

 

 

証券会社を立ち上げる時に自分の会社で働いてくれる人を探していて、目を付けたのがドラッグの売人達でした。

その人達に『もっと儲かる話がある』と、株式のブローカーをやらないかと持ちかけます。

で、その売人達のセールスのセンスを確かめるために、ポケットから1本のペン取り出し、それを売人に渡し、のちにセミナーで受講者に投げかけることになる、例の質問をします。

 

 

するとドラッグの売人はこう言います。

『この紙ナプキンに名前を書いてくれ』

すでに売人にペンを渡してしまっていて、書くものが無く困っているジョーダンに売人はニヤッと笑ってペンを差し出す訳です。

 

 

つまり、売人はそのペンがどんなに良いものかということには一切触れず、その代わり相手にとってペンが必要となる状況を作り出したということです。

言い換えると、売りたい『ペン』という商品に対する需要を自ら創出したということです。

 

 

視点が180度違いますよね。

商品自体にフォーカスしているのか、商品が作る未来にフォーカスしているのかという。

 

 

この映画の大半は下衆い内容なのですが、勉強になる部分もあるので、興味があれば一度観てみてください。

ただし、気まずい空気が流れる可能性が高いので、家族とは一緒ではなく、一人で観ることをお勧めします(笑)

 

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