『頑張って勉強しているのになかなか覚えられない』

『ビジネス書を読んではいるけれど内容が頭に残らない』

 

 

こんな風にお悩みではないですか?

もし、このようなお悩みがあるなら、 エビングハウスの忘却曲線について理解しておくと良いですよ。

 

 

記憶というものは、むやみやたらに頭の中に知識を放り込んでおけば定着するものでは実はありません。

脳の特性をしっかりと理解しておかないとせっかく頑張って勉強をしたとしても徒労に終わってしまう可能性が大なんです。

 

 

何らかの分野で専門家になろうと思ったら、その分野では誰にも負けないぐらいの知識や経験を積んでいくことが必要ですよね。

そのためには、本を読んだりセミナーに出たりして知識を得ていくことも必要なことです。

ですが、覚えている先から忘れていってしまって、なかなか前に進めないと悩んでいる方も少なくないと思っています。

 

 

その時に意識したいのが、『エビングハウスの忘却曲線』というものです。

この記事を読んで、忘却曲線を知って、それを意識したインプットをしてもらうと効率的にアウトプットに繋げられるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

  エビングハウス氏がどんな人なのか興味のある方はWikipediaを参照してみてください。
ヘルマン・エビングハウス(Hermann Ebbinghaus)

 

 

★この記事を読むと得られること★
・エビングハウスが提唱した『忘却曲線』というのを理解出来る!
・『忘れること』を前提として、どう記憶に情報を留めておけるのかを知れる!
・少ない労力で記憶するための方法を知ることができる!
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エビングハウスが行った実験結果

まずは人間がどれぐらいのスピードで忘れていくのかを知ってもらいたいので、エビングハウスが行った実験をご紹介します。

 

 

エビングハウスがどんな実験をしたのかというと、 特に意味の無い文字の羅列をたくさん被験者に覚えさせ、それがどれくらいのスピードで忘れていくのかというのを調べました。

"dfj"、"ied"、"yqv"・・・みたいな感じで適当なものを暗記して行って、後で何パーセントの文字列を覚えていられるかを調べたという実験です。

 

 

どれぐらい覚えていたと思いますか?

 

 

20分後に42%、1日後に74%、1ヶ月後には79%忘れていたという結果だったそうです。

頑張ってインプットした知識も、放っておいたらどんどん右肩下がりに忘れていくということです。

残念ながら人間である以上、これを避けることはできません。

忘れてしまうという事実を前提にしたインプットをしていく必要があるということです。

 

 

短期記憶と長期記憶

効率的に情報を頭の中に残すためには、短期記憶と長期記憶というものの存在を知っておくと良いでしょう。

その名の通り『短期間しか保持しない記憶』と『長期間定着する記憶』のことですが、この2つは情報が保存されるところが違います。

 

 

  僕は脳科学の専門家ではないので、この辺りの詳しい話はできないので、ご興味がある方は専門書等を読んでみてください。

 

 

脳の仕組みの話は置いておいて、『記憶というものが2段階で保存されるようになっていて、短期記憶に保存されたものが、長期記憶というところに保存されるまでは忘れやすい状態なので、忘れないように復習する必要がある』ということだけ頭に入れておいてもらえたらオッケーです。

 

 

具体的な忘却曲線の攻略方法

忘却曲線自体の知識を得ただけでは活かせないと思うので、ここからは具体的にどうやれば記憶に残りやすくなるのかについてお話します。

ここでご紹介するものは過去にやってみて効果があると実感したものなので、科学的な観点から正しいかどうかは正直なところ分かりませんので、ご参考までに書いておきます。

 

 

繰り返し復習する

言ってしまえば、これさえやれば難しいことはあまり考えなくても記憶に定着していきます。

さきほどの話で短期記憶から長期記憶に情報の保存先を変えるための1番簡単な方法は繰り返し復習することです。

 

 

もしなければ右下がりで記憶が失われていきますが、 復習すればそこで記憶が復活します。 また時間が経つと忘れていきますがまた復習すると思い出します。

これを繰り返していくうちに忘れるまでの期間が 少しずつ長くなっていき、最終的には長期記憶に保持されるようになります。

 

 

  効率的な復習の仕方
①覚えた直後に復習する
②寝る前にもう1回復習する
③次の日に復習する
④その3日後に復習する
⑤その1週間後に復習する
⑥その3週間後に復習する
⑦その1ヶ月後に復習する

 

 

こんなに復習に時間をかけていたら前に進まないと思うかもしれませんが、これぐらい復習しないと記憶には定着しません。

ただ、復習にはそんなに時間をかける必要はなくて、5分程度でサーっと流し読みする程度で問題ありません。

 

 

今までの経験上、最初のインプットの時は理解をする必要があるので時間がかかりますが、復習は本当にポイントをメモしたものを目に飛び込ませるだけのイメージで十分効果があります。

 

 

寝る直前に復習する

さっきの『効率的な復習の仕方』の②にも書きましたが、寝る前に復習するというはかなり効果的です。

 

 

これも難しいことは理解する必要もないですし、僕も理解していませんが、頭の中に入った情報というのは、寝ている間に整理されるそうです。

体は寝ていても、脳はしっかり働いているらしく、寝ている間に知識が定着するそうです。

 

 

エビングハウスの実験結果にもあるように覚えたことの42%は20分後に忘れるわけなので、覚えてすぐに寝ることで知識が少しでも多く残った状態で脳に働いてもらえます。

英単語の暗記を寝る直前にやっていましたが、これは効果があったので、知識として定着させたいものは寝る直前に行うことをオススメします。

 

 

スピード重視で復習の回数を増やす

さっきも少し書いたのですが、復習する際はじっくり読んだりする必要はなく、スピード重視でどんどん復習することが重要です。

 

 

例えば書籍に書いている内容を復習するのであれば、最初からじっくり読み見直して復習するのではなく、パラパラ漫画をめくるようなイメージでサーっと流していくことが効果的です。

これは僕が中小企業診断士の1次試験を受験した時にやっていた方法をご紹介します。そのままは使えないですが、参考にはなると思います。

 

 

テキストを1回目に読む時は理解をする必要があるので、じっくり読んで、ポイントと思うところにマーカーだけを引いておきます。

そのあとは15分ぐらいで1冊を読むぐらいのスピードでマーカーを引いている部分を視界に入れるぐらいのイメージでパラパラページをめくっていくという勉強をしていました。

 

 

こんなスピードで覚えられないと思うかもしれませんが、実際に1度や2度では覚えられません。

ですが、このスピードで復習をしているとかなりの回数の復習ができるので、自然と少しずつ記憶に定着していきます。

これは資格の勉強の場合以外でもビジネス書を読む時や、専門書や専門サイトを読むときにも活用できるのでご紹介しました。やってみないとピンとこないと思うので、ぜひ1度やってみてください。

 

 

適度な運動をする

一見、記憶と関係がないと思うかもしれませんが、僕はかなり関係があると考えています。

激しい運動をしてしまうと、疲れて記憶どころではないかもしれませんが、軽い運動をすることは記憶力にも影響があるように感じています。

 

 

これも科学的なことは専門家に確認してもらいたいのですが、経験則として運動不足の場合より適度な運動をしている時の方が頭の回転も早くなりますし、記憶力も強くなります

ですので、無理しない程度の運動は記憶のためにも必要かなと思います。

 

もったいないのは復習せずに忘れたままにすること

一発勝負の試験に合格することが目的であれば、直前に思いっ切り知識を詰め込んで、その場だけ乗り越えれば良いんですが、このブログを読んでくれているあなたの目的は、長期に渡ってビジネスに役に立てるために知識を得ようとしているはずです。

 

 

そうだとすると、せっかく本を読んだりセミナーに出たりして学んだことを復習もせずに放っておくことは、とんでもなく勿体無いことです。

お金を払って得た学びをゴミ箱に捨てながら、次の学びを得て行っているようなものです。

 

 

たくさんのことを覚えようと色んな知識をどんどん頭に入れても 20分後には半分ぐらい忘れてしまいます。

同じことを繰り返し覚えるというのは退屈な作業になりますが、 これをしないと自己満足だけで何も記憶に残らないことになりかねません。

 

 

そうならないためにも忘れるということを前提に復習をしっかりするようにしましょう。

 

 

まとめ

本を読んだりセミナーに出たり、大人になっても勉強する機会はありますよね。

学生の頃と違って限られた時間の中でポイントを絞って学んでいく必要があります。

 

 

そのためには記憶の仕組みを知っておくことはとても意義のあることです。ぜひ今日の内容を意識して効率的に情報のインプットをしていきましょう。

 

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