本を読んでも、セミナーを受けても次の日には内容を忘れてしまって、せっかく時間をかけて学んだのが意味が無かったという経験をしている人は多いですよね。

 

 

本で読んだことや、人から聞いたことを1度で記憶出来る人はすごいなと思いますよね。

ただ、実際には人間というのは忘れるようになっていて、何かを覚えたい場合には、忘れることを前提として、覚える工夫が必要です。

 

 

今回は、僕が過去に中小企業診断士という国家資格の勉強をしていた時にやっていた方法をご紹介します。

この試験、めちゃくちゃ難しくは無いですが、一応難関資格と位置付けられていて、資格取得までに5年以上費やす人も珍しく無い試験です。

 

 

この中小企業診断士の1次試験7科目をゼロから独学で勉強をスタートして3ヶ月で合格した時に行った方法です。

資格取得だけに限らず、何か記憶しないといけないという場合には応用して活用出来ると思います。

 

★この記事を読むと得られること★
・覚えないといけないことがある時に知っておきたい大前提
・誰でも出来る覚える時のコツを知れる!
・短期間で確実に覚える秘訣を知れる!
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簡単に中小企業診断士試験をご紹介

先ほども書きましたが、何年か前に中小企業診断士という資格の勉強をしていました。

もちろんフルタイムで仕事をしながら資格の勉強をしていた形です。

 

 

実際には、自分のキャリアにおいて資格取得に費やす時間と、そこから得られるリターンを考えた時に必要無いというのが、勉強をしていく中で分かったので、途中で辞めました。

ですが、少なくとも1次試験は合格しているので、ご参考にはなるかなと思います。

で、中小企業診断士というのは経営コンサルタントの国家資格という位置付けの資格です。

 

 

国家資格なので、国から『この人は経営コンサルタントとして必要な知識を備えた人である』というのを証明してもらえる資格です。

実際には、資格を取ったからといって安泰とかは全くありませんし、中小企業診断士の場合は独占業務もありません。

ただ、一般的なビジネス知識を持っている証にはなると思いますし、体系的に広く学ぶことで思考の土台が出来るかなと思って勉強していたという感じです。

 

 

試験としては3ステップになっていて、1次試験(7科目)、2次試験(4科目)、口述試験(面接)という試験内容です。

確か3年ぐらい前のゴールデンウィークに勉強をし始めて、8月の1週目に1次試験、10月の3週目ぐらいに2次試験を受験しました。

 

 

トータルの勉強期間は6ヶ月ほどで、1次試験は合格、2次試験は4科目中3科目は合格ラインをクリアしてましたが1科目だけダメで不合格という結果です。

普通は数年単位での計画で合格を目指すので、次の年も受験すればおそらく合格していたと思いますが、先ほども書いた通り勉強していく中でこれ以上時間を費やすメリットを感じなかったので、途中で辞めた形です。

ですが、勉強の仕方については、資格試験に限らず参考になるかなと思うので、そこをシェアしたいと思っています。

 

 

何かを覚える時の大前提:人間にとって忘れることは正常な機能

勉強する時、何かを覚えたい時、大前提として理解しておかないといけないのは、『人間はすぐに忘れる』ということです。

勉強しているとせっかく何時間もかけて頑張って覚えたのに、次の日になるとキレイさっぱり記憶から消えていてショックを受けるということがあると思います。

これ当たり前のことなので、がっかりしないでください(笑)

 

 

当然、人によって記憶力に差があります。

記憶力が良い人、悪い人が出てくるのは仕方ないのですが、記憶力が良い人でも全てのことを抜け漏れなく覚えているわけではなく、程度の差があるだけで、忘れていることもあります。

そもそも『忘れる』という事は人間としてとても大切な機能だそうで、これが無いとつらい過去も忘れられず、精神的に崩壊してしまうそうです。

 

 

なので、せっかく覚えたのにすぐ忘れてしまうと、ショックを受ける必要はなく、忘れることは当たり前のことで、それを前提事項として覚えられるように工夫することが大切です。

 

 

覚えるコツ①:繰り返し目に触れさせる

覚える時に一番効果を発揮するのは、やっぱり繰り返し覚えることです。

当たり前だと思うかもしれませんが、記憶というのは『強さ × 回数』で定着していくので、繰り返し覚えるというのは避けては通れません。

 

 

ただ、繰り返す時にもコツがあります。

先ほど少し触れた中小企業診断士の1次試験は7科目で、1科目につき200〜300ページのテキストの内容を理解して覚えていく必要があります。

合計すると2,000ページ程度の文章量を覚えることになるのですが、普通にやってたら3ヶ月では絶対に覚えられません。

 

 

だから、繰り返すとしても工夫が必要になります。

ではどんな工夫かというと、ポイントは3つです。

 

繰り返して覚える時のコツ①:忘れかけた頃に繰り返す

冒頭でご紹介した記事にも書いてるのですが、今日覚えたことの7割程度は明日には残っていません。

正確に言うと、記憶のどこかには残っているのですが、何かきっかけが無いと上手く引き出せないので、結果的に忘れたのと同じことになります。

 

 

記憶というのは山道と一緒です。

道が無いところに道を作っていくイメージになるので、何度もそこを通って踏み固めていく必要があります。

歩いた回数が増えてくるとちゃんとした道になってくるのと同じで、同じ情報を頭に入れ続けたら自然と記憶に残っていきます。

 

 

その時のコツは、忘れかけた頃に繰り返し情報を入れるということです。

1回目覚えたら次の日に復習することがオススメです。

さらに余裕があるならその次の日にも復習すると良いでしょう。

 

 

記憶に定着してくると忘れるまでのスパンも長くなってくるので、復習のサイクルもそれに合わせて伸ばしていきます。

 

繰り返して覚える時のコツ②:繰り返しはスピード重視で素早く行う

復習する時に、最初に覚えた時と同じスピードで読んでいては、いくら時間があっても足りません。

なので、復習の時には出来る限りスピードアップして行います。

 

 

具体的には、まずは理解するために最初に1度しっかり読みます。

その時に、自分なりに大切な箇所にはマーカーで色を付けておくか、赤ペンなどでしるしを付けておきます。

どんな色を使うとか、どんなしるしにすれば良いかとかは、どうでも良いのでとりあえず、その部分が目立ったらそれでOKです。

 

 

それをどう使うかと言うと、復習の時は読まなくても良いので、出来るだけ速くページをめくりながらテキストを眺めます。

全く読まなくても良いです。

最初に読んだ時にマーカー等でしるしを付けているので、その部分がパッと目に入ってくるだけで大丈夫です。

200ページぐらいのテキストだったら、5分もあれば1冊めくれると思います。

 

 

それで復習はオッケーです。

ウソだと思うかもしれませんが、これだけで本当に覚えられます。

実際に、難関資格だと言われている国家資格をこれでクリアしているので、間違い無いと思います。

 

 

後からある方の読書会に参加して知ったのですが、フォトリーディングという手法が僕がやっていた復習方法と、とても似ていたので、きっと効果的な方法なんだと思います。

 

繰り返して覚える時のコツ③:とにかく回数をこなす

さっきの本をペラペラめくって復習する方法ですが、1回や2回やっただけでは記憶に残りません。

ですが、これを何十回、何百回と繰り返すと自然と内容が頭に入ってきて記憶に定着していきます。

 

 

僕が中小企業診断士の試験を受けた時は、時間が許す限りずっとやっていたので、ほとんど問題集もやってませんし、過去問も最初にどんなレベルの問題が出るのかを確認した程度しかやっていません。

本当は問題集や過去問をしっかりとやりたかったのですが、期間が3ヶ月しか無いということで、じっくりやってる時間が無かっただけなんですけどね(笑)

 

 

ただ、記憶するという観点で考えたら、1回1回は記憶に定着してなかったとしても、繰り返し行うことで少しずつ頭に残っていくということです。

覚えるコツ②:インプットのパターンを増やす

基本は繰り返し読んで覚えるのですが、移動中など本を開けない時もありますよね。

僕の場合は、当時は会社に勤めていたので、通勤電車の中や歩いている時間、客先への移動など本を開けない時は耳からインプットするというのをやっていました。

 

 

最近は便利なもので、スマホのアプリでテキスト読み上げツールというのがあって、読み上げて欲しい文章を入力したら、エンドレスに繰り返し読み上げてくれるというのがあります。

ちなみに無料アプリを使っていましたが、特に違和感のある読み上げでもなくスムーズに読んでくれるので、重宝していました。

 

 

記憶する時に、ただ単に記憶するよりもパターンを変えて色々な角度からインプットすると記憶に残りやすくなります。

読んでインプットする、耳で聞いてインプットする、書きながらインプットするなどです。

記憶する時に一番避けたいのが飽きです。

 

 

飽きてくると覚えるのも楽しく無くなりますし、楽しくなくなると記憶への定着の効率も悪くなるので、飽きがこないように意識してインプットするようにしましょう。

覚えるコツ③:アウトプットを意識する

あとはやっぱり、実際に使ってみるか、もしくは使うことが前提になっていると、記憶には留まりやすいかなと思います。

というより、アウトプットしないなら勉強する意味ないのでやらない方がいいですね(笑)

時間がもったい無い。

 

 

なんとなく役に立ちそうだというので、本を読む人も多いですが、貴重な時間を費やしてまでインプットすべきなのかを考えた方が良いでしょう。

もしアウトプットする先が無いというのであれば、読書が趣味なわけではなければ、好きなテレビでも観ていた方がよほど有意義な時間になると思います。

 

 

いずれにしても、アウトプットを意識した上でインプットをするようにしましょう。

 

 

まとめ

今回は知識を記憶に定着させるためのコツについて書きました。

合う・合わないというのもありますし、人によって覚えやすい方法というのは異なると思います。

 

 

ただ、どんな方法で覚えたとしても、やはり繰り返し覚えるというのが必要になります。

繰り返すことで、少しずつ記憶に定着していくからです。

 

 

覚えないといけないことがある場合は、ぜひ今回の方法を参考にしてみてください。

 

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